いよいよセンター試験本番まであと1カ月。直前期にやっておくべき科目別の勉強法を河合塾横浜校の校舎長・高野英悟さんに聞いた。
配点:物理基礎 化学基礎 生物基礎 地学基礎 物理 化学 生物 地学
平均点:物理基礎 化学基礎 生物基礎 地学基礎 物理 化学 生物 地学
「なぜなのか」という背景まで押さえよう
理科①(基礎)は、60分で2科目を解くため、1科目を30分で解き終えることを意識して過去問演習に取り組みます。1問に時間をかけすぎると解き終わらなくなってしまうおそれがあるため、解法が浮かばない場合は気持ちを切り替えて次へ進みましょう。
理科②(物理/化学/生物/地学)は、教科書の全範囲から出題されるため、苦手分野を残さないことが大切です。教科書に出てきた公式については、「どういう原理に基づくものなのか」といった背景まで理解しておきます。用語も丸暗記するのではなく、その意味や他の事項との関連性などをよく確認しておいてください。
化学や生物の考察問題(さまざまな現象や実験結果に関する記述から解答を導き出す問題)の対策としては、過去問演習で慣れておくと同時に、教科書の実験・観察に関する解説や「探究活動」のページにも目を通しておくとよいでしょう。
2019年度の配点
2019年度の平均点
●物理基礎
●化学基礎
●生物基礎
●地学基礎
●物理
●化学
●生物
●地学
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高野英悟
河合塾横浜校校舎長。1989年入塾。駒場校、麹町校、本郷校の校舎長を経て2019年4月より現職。大学入試に関して豊富な知識をもち、高校生や保護者を対象とした講演などを多数行っている。