いよいよセンター試験本番まであと1カ月。直前期にやっておくべき科目別の勉強法を河合塾横浜校の校舎長・高野英悟さんに聞いた。
自分の解答を思い浮かべてから選択肢を読む
現代文・古文・漢文のそれぞれの解きやすさには個人差があるため、どの順番で解くか、時間配分はどれくらいにするかを過去問で身につけておきましょう。複数年度の過去問に取り組むことで、問題の難易度によって解く順番を切り替える練習もしておくとより理想的です。
問題を解く際は、設問を読んですぐに選択肢を見るのではなく、まず自分なりの解答を想定してから選択肢を見る習慣をつけておきましょう。これにより、紛らわしい選択肢に惑わされるのを防ぐことができます。
現代文の小説は、「自分ならこう感じる」といった思い込みで解答するのではなく、必ず本文に書かれていることを根拠として解答を選ぶことが重要です。古文は和歌が頻出なので、枕詞など基本的な和歌修辞は押さえておきましょう。
2019年度の配点
2019年度の平均点
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高野英悟
河合塾横浜校校舎長。1989年入塾。駒場校、麹町校、本郷校の校舎長を経て2019年4月より現職。大学入試に関して豊富な知識をもち、高校生や保護者を対象とした講演などを多数行っている。