全国高校総体(インターハイ)陸上の女子円盤投げ決勝が2019年8月6日に沖縄県沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで行われ、近藤未空(愛知・安城学園3年)が46メートル50を投げて初優勝に輝いた。

 

この日は「最初から投げられる気はしていた」という。技術的には「入りの部分で確実に落ち着いて入ること」を心掛けた。1回目に43メートル60を投げて波に乗ると、5回目に大会前までの自己ベスト(44メートル14)を2メートル以上も更新する大投てき。円盤が風にもうまく乗った。

 

近藤未空の話「陸上を始めたのは、2歳上の姉(沙南、中京大)が全国大会で戦う姿に憧れたから。2年生から日本一になることが目標だったので、それがかなってうれしいです。家族や先生、仲間の存在があって結果を残すことができ、支えてくれた多くの人たちに感謝したいです」

(文・小野哲史、写真・幡原裕治)