全国高校総体(インターハイ)陸上の女子400メートルリレー決勝が2019年8月6日に沖縄県沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで行われ、相洋(神奈川)が45秒45で5年ぶり4度目の優勝を果たした。
小川ひかり、高島咲季、金子ひとみの3年生トリオが運んできたバトンを受けたとき、アンカーの石川優(2年)がいたポジションは2番手か3番手。「先輩たちがつないできたバトン。絶対に一番で持ってこないといけないと思い、死ぬ気で走りました」。大きなストライドで終盤に先頭に立ち、そのままフィニッシュエリアに飛び込んだ。
小川ひかりの話「自分は練習でも大会でも普段通りのスタートができる(前回1走だった)高橋みず紀先輩を尊敬していて、その背中をおいかけてやってきて1位になれたので、先輩に恩返しができました」
高島咲季の話「優勝を目指してきて、いざ勝ってみるとあまり実感は湧きません。四継で優勝することでマイルリレーにも良い流れを作れると思います」
金子ひとみの話「今回のチームでは咲季と優が注目されていましたが、自分は次の走者にしっかりつなぐという役割を果たせたと思っています」
(文・小野哲史、写真・幡原裕治)