インターハイ陸上男子400m障害で優勝した出口晴翔

全国高校総体(インターハイ)陸上の男子400メートル障害決勝が8月4日に三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で行われ、準決勝で最速タイム(51秒51)をマークしていた出口晴翔(福岡・東福岡2年)が自己記録をさらに伸ばす51秒17で優勝した。昨年6位入賞を果たした1学年先輩の花岡一摩(同3年)が準決勝で敗退。悔し涙に暮れる姿を見て、「花岡先輩の分まで頑張って絶対に優勝しないといけない」と闘志を燃やし、先輩が果たせなかった高校日本一を手中に収めた。

出口晴翔のコメント「2年生で優勝できたことは素直に喜びたいです。自分は後半が得意ですが、前半から意外に楽について行けていたので、5台目ぐらいから『これは抜けそうだ、優勝だな』と思っていました。(午前中に準決勝を1本走っていたが)疲れはありませんでした。サポートの人たちがしっかりやってくれたので感謝したいです」(文・小野哲史、写真・幡原裕治)