【マナビ最前線】「外国語で学ぶ」を実現 Super IESプログラム始動!関西外国語大学<PR>


 

リンディ・ハイドラー先生

海外の大学と協働開発した英語教育プログラム

世界54カ国・地域の383大学とネットワークを結び、年間約2000人が留学を実現。キャンパスには181人の外国人教員と40カ国以上の国からの留学生約750人。語学を学ぶ環境に恵まれた関西外国語大学の留学準備を目的とした英語教育プログラムが、長年ノウハウを培ってきた関西外大独自のIESに海外の3大学とそれぞれ協働開発したプログラムを加えSuper IES(Intensive English Studies)プログラムとして生まれ変わった。

語学留学と同等の英語力を国内で

関西外国語大学の留学の目標は語学の習得だけではなく、海外の大学の学士課程に入り、英語で専門分野を学ぶことだ。このような学びを実現するためには、留学前に高度な語学力や基礎知識を身に付けることが求められる。

協定大学の1つノーステキサス大学から派遣されているリンディ・ハイドラー先生はこのプログラムの目的を「海外の大学の英語教育プログラムを日本に導入し、語学留学をしたのと同等の学びを日本にいる学生たちに提供すること」と説明する。このプログラムを受講すれば、海外の大学への留学に必要な英語力や基礎知識を身に付けられるため、現地では直接大学の学士課程で、現地の学生と一緒に授業を受けることができるという。Super IESプログラムは英語キャリア学部英語キャリア学科と外国語学部英米語学科で展開され、英語キャリア学部では1年次より2年間、週7回の授業が、外国語学部では3つのプログラムとも1年間、週12回の授業がある。

アカデミックスキルも同時に獲得

リンディ先生はイスラエルで5年間、外国人留学生を対象としたプログラムで仕事をした経験を持つ。この時に「英語を母語としない外国人に英語を教える仕事をしたい」という気持ちが芽生え、帰国後、ノーステキサス大学大学院に進学。外国人への英語教授法を学び、2011年から同大学で教鞭を取り、2015年から関西外国語大学に赴任して英語の指導に当たる。「聞く、話す、読む、書く」の4技能の他、英語のノートの取り方などもトレーニングする。「英語の講義を聞いてノートを取るには特殊なスキルが必要。ポイントを教えています」(リンディ先生)。学生たちはこのような留学先で必要とされるスキルや専門分野の知識も合わせて学ぶ。

リンディ先生はプログラムを修了した学生たちについて「プログラムの開始時と比べると、全員が別人のようになります。英語力はもちろんですが、もっとも大きな違いは自信。英語力が伸びたことも、ハードな授業を乗り越えたことも自信になっている。これだけ頑張ったから大丈夫だと思えることが留学先で生きてくる」と評する。

外国語を学んで国際交流を

来年4月、関西外国語大学に「御殿山キャンパス・グローバルタウン」がオープンし、外大生と海外からの留学生が「学・食・住」を共にする生活空間が誕生し、グローバルな体験ができる環境がますます充実する。リンディ先生は高校生に向けてメッセージをくれた。「英語を話せば交流する人の幅が広がり、結果として、その人の人間性が磨かれます。それが外国語を学ぶ一番の意義だと思います。関西外国語大学で一緒に学びましょう!」

新キャンパス完成予定図

 

先輩に聞く

外国語学部英米語学科4年 辻 直也さん(桃山学院高校出身)
留学先大学:カリフォルニア大学サンマルコス校

私は高校に入学した当初、得意な理系科目を生かす分野に進学しようと考えていました。しかし親しくしていた先輩から留学経験を聞くうちに自分も留学して世界を広げたいと考えるようになり、留学希望者向けのプログラムが整っている関西外国語大学に入学しました。

2年の春から1年間、Super IESの前身、早期留学直結プログラムを受講し、毎日、深夜まで膨大な課題に取り組みました。実は私は本学入学前は英語が苦手でしたが、このプログラムで徹底的に鍛えられて英語力が伸び、留学先ではコミュニケーション論や映画論、心理学などの専門科目を英語で現地の学生とともに余裕を持って学ぶことができました。

また世界中から来た留学生たちと交流し、英語と科学技術をつなげる視点や日本を客観的に見る目も備わったように思います。来年4月からはIT企業で働くことが決まり、日本の英語教育をITで変えていくという目標ができました。留学でこれまでのすべてがつながって今の私があると実感しています。

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